SSブログ

第九回「松鸚會」 [舞台]

昨日、松本流日本舞踏公演「松鸚會」25周年を記念して、
第九回「松鸚會」の公演が、東京の国立劇場でありました。

家元は、市川染五郎(松本錦升)さん、
松本幸華こと、松たか子さんが出演するというので、行ってきました。
090816パンフレット.jpg
実は、日本舞踊公演を観るのは初めて。
しかも、初めて行く会場。
しかも、夜(始まるのは夕方ですけど)。
そのうえ帰省ラッシュのはず。

まずは、何を着て行こうか悩みました。
着物が一番相応しいんでしょうが、持ってもいないし、着られない。
それに、動きが取れずに、帰りに走ることになったら困るし・・・。
そうかと言って、ジーンズという訳にもいかないので、
黒のデザインTシャツと、黒の綺麗めパンツ、紺のカーディガンに決まりました。
まるで、黒子のようです。

そして、今回のキーワードは、「思っていたより」になりました。

早めに家を出て、まずは乗車券を買いに行きました。
新幹線は、思っていたより空いていて、行き(上り)の指定が取れました。
これで、ゆったりとした移動が確保されました。
ホームで並ぶ必要がなくなったので、駅ビルで、のんびりして東京へ着きました。

ところが、ここからが大変だったのです。
地下鉄の「大手町」から、半蔵門線の「半蔵門」というルートで行くことにしていました。
大手町なら、東京駅から歩いて行けると思っていたのですが、
それは、丸ノ内線の「大手町」でした。
さらに、JRからは、丸ノ内線と、東西線の案内しか無い!
もう、頭はパニックです。
とにかく丸ノ内線の「大手町」付近に行かないと、と思って歩くことに。

駅付近まで来たら、同じ駅名でも、場所が、思っていたより遠いんですね。
でも、何とか乗ることが出来ました。
そうなると、今度は冷静になりました。
帰りは「大手町」で丸ノ内線に乗れば、東京まで、楽に、同じ値段で帰れるわけです。
乗り換えも、どの号車に乗れば楽か、構内を見て調べました。

新幹線は、静岡までなら空いているはずの「こだま」に乗ったせいか、
思っていたより混んでいませんでした。

それにしても、普通の感覚なら、同じ駅名なら、同じ所に在ると思うけどなぁ。
やはり、東京は未知の世界です。

さて、会の内容です。
席は最前列、ど真ん中。
席って、前すぎると、却って観づらいんです。
しかし、幕が揚がったら、目の前に家元の正座姿!
しかも眼が合ってしまったぁ。
思わず照れてしまいました。

第一部は、家元一人で25分の踊りでした。
思っていたより激しい踊りの様で、汗びっしょり。
でも指先や表情などの、細かい所が良く判りました。

第二部は、全員が出てくる、「和のミュージカル」みたいな舞踊劇。
群舞が多かったけど、ちょっとバラバラというのか、
人によって間の取り方が違うようでした。
その中でも、芸暦が長いであろう、女将さん役の方、凛として、格好良かったです。

それから、高麗屋一家、出番としては、思っていたより無し。
ちょっと出てきて、台詞と舞。
最後に勢揃いして、家元と絡んで終わり。
家元と、松本幸紀こと、松本紀保さんは、製作から舞台上で、かなり関わっていますが、
あとの四人はゲスト扱いで、チラシから想像していたのと、かなり違っていて、残念でした。

それにしても、幼児は可愛いです。
三歳位の男の子と、四歳位の女の子が、周りの大人に交じって舞っていたのですが、
途中で隣を見ながら舞っていたり、ちょっと間違えたりして、場を和ませていました。
それでも十歳位の男の子になると、動作が決まっていました。
やっぱり芸事って、積み重ねなんですね。

で、やはり、今回のお買い上げ。
090816お買い上げ.jpg
パンフレットにチラシ。
てぬぐいと、たまごボーロ(メープル)、ピンクグレープフルーツ冷茶です。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

震度5強連休最終日は読書 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。